サイトカイン 寿命を縮める理由とは 内臓脂肪と燃焼

『空腹が人を健康にする』で南雲吉則さんが

メタボが寿命を縮める理由を書いています。

　私たちの先祖が氷河期の食べ物が少ない時代を生き抜いてきた
ために、私たちは餓えと寒さに耐えられる体になっているといいます。
それなのに現代の生活では飢えや寒さがほとんどない

といってもいいくらいですが、私たちは知らずしらずの間に
内臓脂肪を溜め込んでいるのです。そのため
一年中脂肪を燃やし続けなければならないのだそうです。

メタボ体型の人が冬でも電車のなかでなどでも大汗をかいている
のは、一生懸命内臓脂肪を燃焼させているから、というわけです。

メタボが寿命を縮める本当の理由がここにあります。
余分な内臓脂肪を溜め込んでいる人は、しょっちゅう汗をかく
わけですが、同時にサイトカインという内臓脂肪が燃焼するときにでる

ススを体のなかに発生させています。内臓脂肪が燃焼するとき
に発生するアディポサイトカインには、動脈硬化を予防する善玉
もありますが、血栓を作りやすくし、動脈硬化を促進する悪玉もあります。

正常な状態ではそれぞれの分泌はバランスがとれているのですが
内臓脂肪が蓄積した状態すなわちメタボでは
善玉が減り、悪玉が過剰に分泌されるということなのです。

メタボ体型の人が動脈硬化になりやすいなど生活習慣病にかかり
やすいのは、悪玉 アディポサイトカインが血管を傷つけているから
ということなんです

体内に外から菌や毒物が入ってきたときに敵と戦うためリンパ球が
出すサイトカインは自己と外敵の見分けがつかないという欠点が
あるということです。

南雲さんが提唱する一日一食もメタボ改善にはいいと思いますが
なかなか、空腹時の食欲には勝てないんですよね。主食を一食
抜けば少し体重を落とすことができます。

パッチ・デ・ボーテというダイエットパッチを貼るだけで
お腹のまわりは三週間で7.9センチも減らすことができ
昔買ったジーパンもはける事がうれしいというこのごろです。

タグ：アディポサイトカイン 動脈硬化