デトックスと毒素などを摂らないこと 油脂はコレステロール・・ [健康な体]
デトックスは毒素を体から排出することですから、デトックス
しなければならないものは、カドミウムCd,水銀などの重金属
のほかいろいろあります。で、デトックスも大事ですが、
食品に対する知識を深めて、これらの毒素を摂らないようにす
ることも必要なんじゃなかろうかと思うわけです。摂らないよ
うに注意するべきものは、重金属などの毒素だけでなく、
不必要な脂質つまり油です。リノール酸を多く含む油は、かつ
てコレステロール値を下げるので積極的にとろうと言われたこ
とがありました。最近では、リノール酸は、長期間多くとると、
心臓・脳血管系の病気やがん、アレルギー性疾患などの原因に
なるという報告もあるそうです。
だからリノール酸も摂り過ぎはよくないのです。リノール酸
は植物油以外にも、種実類、菓子類、魚、肉など、いろいろな
食品に含まれているので、通常の食事をしていて不足すること
はないのです。
つまり、リノール酸はもう十分にとれているのです。 ほかに、
とり過ぎに注意したいのは、肉や乳製品に多く含まれる飽和脂
肪酸です。飽和脂肪酸をとりすぎると体内でのコレステロール
の合成が進みます。特に、LDL(悪玉)コレステロールの量が
増えるといいます。
飽和脂肪酸をとりすぎると、血液の粘り気が増し、生活習慣
病のリスクを高めると言われています。
ここで注意したいのは、リノール酸は不飽和脂肪酸で、オメガ
6(n-6系)脂肪酸に分類されますが、リノール酸、アラキドン酸、
α(アルファ)リノレン酸などの不飽和脂肪酸は、体内で必要量を合成でき
ないため、食品からとり入れる必要があります。
リノール酸を多く含む油とは、紅花(サフラワー)油、ひま
わり油、コーン油、大豆油などです。
とりすぎに注意したい脂肪酸のうち、ある意味特殊なのがト
ランス脂肪酸です。自然界にも存在するが、主に、以下3つの
場合に生じるといわれています。
植物油を固形にするときに生じる(マーガリンやショートニングなど)。
植物油を精製する際、脱臭の過程で生じる(精製植物油など)。
油を高温で加熱する調理のときに生じる(揚げ物など)。
トランス脂肪酸を多くとると心臓病のリスクが高くなるとい
われています。
日本人として特に注意したいのは、ファストフードの揚げ物、
菓子類、インスタント食品、買ってきた弁当などばかり食べて
いる人ですね。
ファストフートなどではショートニングを使ってフライドポ
テトやドーナッツが揚げられていることが多いようです。
中鎖脂肪酸とは脂肪酸の種類ではありません。脂肪酸を構成
する炭素数の多少によって「短鎖脂肪酸(炭素数4~7)」「中
鎖脂肪酸(炭素数8~12程度)」「長鎖脂肪酸(炭素数12程度
~)」と分類して、使われています。
植物油のほとんどが長鎖脂肪酸ですが、「ココナッツ油や
パーム油など一部の油には中鎖脂肪酸が含まれます。
中鎖脂肪酸は消化・吸収の過程で、吸収が早く、肝臓で素早く
分解されてエネルギーとして利用されます。そのため、体内に
蓄積されにくく、食後の血中中性脂肪が増加しにくい傾向にあ
ります。肥満の人や、体脂肪が気になる人におススメです。
オメガ3(n-3系)脂肪酸
青魚に多く含まれるオメガ3のEPA、DHAはコレステロール値の
低下、血流の改善など生活習慣病の予防に効果があるといいます。
また、「えごま油」、「亜麻仁油」に多く含まれているα(アルファ)-リ
ノレン酸のごく一部(数%)はEPA、DHAへと変換されるそうです。
オメガ3は、オメガ6とは全く正反対の働きを持っており、例え
ば、オメガ3は細胞膜を柔らかくするのに対し、オメガ6は硬く
するそうです。
オメガ3、オメガ6と、両方をバランスよく摂ることが大切にな
ってきます。
オメガ3は非常に酸化しやすいので、高温加熱せず、直射日光
に注意して保存し、新鮮なうちにつまり酸化されないうちに摂
りましょう。
米油にはオレイン酸(オメガ9)とリノール酸(オメガ6)が
バランス良く含まれています。「スーパービタミンE(トコト
リエノール)」という非常に強い抗酸化力を持った栄養素や、
γ(ガンマ)-オリザノールというポリフェノールの一種も含ま
れています。
なので、コレステロールの低減、更年期症状の緩和、認知症の
予防などの効果も期待できるそうです。
こめ油は、上記のような効果があるばかりでなく、
クセがなく、揚げ物もカラっと揚がり胃もたれもしにくいので、
現在テレビなどでも話題になっています。
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